エクシオグループ健康保険組合

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新着情報

[2024/09/12] 
接(整)骨院で受けた、肩こりや腰痛・疲労回復(怪我したとき以外)は健康保険対象外ですよ?

接骨院では、健康保険が使えるのは限られています。怪我したとき以外は使えません。(接骨院・整骨院も含みます)

 

接骨院で施術を受けるときに、健康保険証の提示を求められて書類にサインすると、自己負担分でかかることが出来ると認識されている方が多いかもしれません。実際、街中で見かけたり接骨院で案内を受けているかもしれません。仕事の後の肩こりや腰痛、疲労回復、スポーツ後の筋肉疲労などでかかっていませんか?

 

施術を受けたその後の費用がどうなっているのか、ご存じですか?

 

接骨院で施術を受けて、接(整)骨院で自己負担分を支払った後、書類(請求書)にサインを求められます。(白紙でサインを行うことで過剰請求などの不正請求の原因となっています。)その請求書は、接骨院(またはその団体)から健康保険負担分として、健保組合へ送られてきます。健保組合では、その「請求書」(健康保険柔道整復療養費支給申請書)を審査します。

健保組合では請求されたから支払うものでなく、施術を受けた方の診察・処置・お薬を受けていないか、請求に誤りが無いか、診療履歴等を確認し、皆様の保険料から支払われるため適正な給付となるよう努めています。ご本人へ照会文書をお送りし確認することもあります。

 

照会文書を送られた方は、事実をありのままに記入してご返送ください。

 

接骨院から「健康保険扱いにならないから」と照会文書の記入の案内されたということも確認されています。案内されたからと、その通り記入すれば事実と異なることになり不正受給につながります。健康保険対象外と審査された場合は費用は全額自己負担になりますが、施術そのものを制限するものではありません。ただ不正受給につながる施術を受けないように、今後はご留意ください。

接骨院は施術を受ける場所で、検査や病気の診断やその治療を行うことはできません。健康保険では、怪我したとき以外の施術は対象となりません。ご自身の目的に応じた適切な施術所や医療機関などの選択をご検討ください。

慢性的な内科的な疾患を起因とする痛みに該当しているとき、医療機関で治療を併用している場合なども対象となりません。また長期に続く漫然とした腰や肩や首などの痛みは、本来なら医療機関での検査や治療を必要とする病気が隠れているかもしれません。医療機関(内科や消化器、循環器、整形外科など)で医師の検査や診察、適切な治療を受けることをお勧めします。

 

 

皆様の保険料で健康保険組合は運営されています。

 

その一部から接骨院の請求書も支払われています。適正な給付に、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

【ご参考】

接骨院(整骨院)で施術を受ける際の、ご判断の参考にしてください。→こちら

厚生労働省の「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」→こちら

 

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